マビノギ英雄伝:正式サービスでの短評

 マビノギ英雄伝、11/30から正式サービスが始まりました。CBTに当選したもののATOKが使えないのでチャットができず初日でテスト終了w。次のOBTではATOKが使えるようになりましたがCBTに引き続き一番プレイしてみたかったEvyというキャラ(=職)は未実装・・・Evyはなんと正サービス時に実装でした。テストしなくてもよかったのかなぁ・・・という感じですけどねーw。

 さて、 マビノギ英雄伝の特徴的なところをつらつらと書いてみます。順番がバラバラで取り留めもないような形です。

●キャラメイク時に髪型や髪色の選択肢がとても少ないのですが、これはゲーム内にある『ビューティーショップ』という有料のサービスにより多くの物が用意されています。が、これの利用者は存外少ないですね。というのも全て時限制で30日(150円)or90日間(300円)有効であり、永久ではないからです。ずっと維持するなら最低でも100円/月の維持費が必要ということです。逆に時々イメチェンすることが好きな人には願ってもない嬉しさかも。90日後には飽きている可能性もあるわけですから。

 髪型をいくら選定しても頭装備をかぶるとそんな物は無視されます。このため頭装備を非表示にするオプションもちゃんとあります。しかしながらもう一つ問題があります。ID内では強制的に頭装備が表示されます! 頭装備表示のON/OFFができるMMORPGはたくさん有りますが、それらは常にON/OFFが維持されていますので、マビノギ英雄伝のこの状態をアタクシとしてはバグと見なしています。


 マビノギ英雄伝は今の所サーバーが1つ、というよりはどれかサーバーを選択するという画面がありません。そして村(拠点)は1カ所のみ。その村が実に200CHに分散されています。そのせいもあってか村は軽いのですがその分人は少なめです(1カ所に集中することを回避されている)。TERA、AIONでしたら首都にたくさんの人が居て様々なファッションを見ることができるのですが人が少ない分その装備を見たくなるような要素が今の所よわいと感じております。



総ID制のMMORPGは今まで Dragon Nest、C9:Continent of the Ninth をプレイしましたがこの2つには拠点が複数あってLVUPに伴って移動をしていきました。マビノギ英雄伝はまだよく分からないのですがLVUPに伴って別の街に移動できて新拠点となるのかどうか不明です。ただWikiとか見てみるとその辺りの記述がないんですよねぇ・・・


 別売のアバター装備は永久使用権があり、これらは1500円。もちろん定期的に別の物がリリースされるのは間違いないと思われます。これの利用者も殆ど見かけておりません。カンストLVになってくればもうちょっと見るようになってくるのかも。というのはまだまだLVUPしている段階であり、後述の製作の所で触れるのですが自作装備でも外観がかなり変わるのでそれらをLVUPに伴って順次みてからでも遅くないと思うからです。



●倉庫には問題、というか楽しくない仕様があります。大抵のMMORPGではキャラ別にインベントリがあって、それとは別に倉庫があるのですが、マビノギ英雄伝にはキャラのインベントリしかありません(それを村の保管箱と呼称している)。しかも武器・防具を装備するとがインベントリから消えるのではなく、インベントリ内に留まったまま「E」という表示が付くだけなので相変わらずインベントリは塞いだままとなります。

 基本無料ゲーのインベントリ拡張といえば当たり前のように課金アテイムによる拡張です。ですがキャラ別の拡張になるので複数キャラをプレイする場合は高額出費となります。TERAやC9:Continent of the Ninthのようにキャラのインベントリと倉庫が別れていて、倉庫側がアカウント共通倉庫であれば完璧だったんだけどなぅ・・・左図の通り1つの保管箱には6x8=48スロットが有ります。

●同じ画面で、装備している物のストーンという単位での重量制限があります。超過すると当然ペナルティが科せられます。Evyは魔法職なのでローブ装備なのですが、軽装備や重装備も着れます。これら3種類の防具にたいしてそれぞれマスタリースキルも有り、マスタリーを伸ばすとストーン値が軽減されます。EvyはLVUPすると釜を使った物理攻撃系を選択できるようなのですがこの場合はローブ以外の軽・重装備を選択するのかも知れませんね〜

●また武器・防具には耐久度があり、定期的に有償修理が必要。ID内でMOBから激しい攻撃を受けると防具が壊れます。壊れるといってもロストするわけではなく、言わば外れた状態になります。その場で修理できるキットを持っていけば直せます。ただしその場で修理の場合は耐久度は回復できません。正直、この耐久度があるゲームって面倒なのでシステム的には好きになれません。ランニングコストが馬鹿になりません。リアリティが有るのかもしれませんが面倒なだけです。ユーザーからしてみて楽しさに繋がらない部分だと思うんですよね、耐久度って。修理を繰り返すことで何かが得られるわけではない仕様なゆえ。
 しかしながら何故かこの手のMMORPGでは修理が付きもの。Dragon Nest、C9 も装備修理必要なんですよね・・・下手すると赤字になることありますし・・・

●武器・防具にはセット品もあり、揃えるとセット効果があります。NPCで今使っている杖よりも少しだけ強い杖が作れそうなのですが、よくみるとセット効果が無いのであまり美味しくないと判断し止めましたw。セット効果を超える強さを持つ2,3段上の装備でないと製作する意味が無いということです。



TERAとちがって製作にはかなり意味があります。というよりは現物Dropが無いので、材料を集めて上述のセットアイテムなどを作る形を取るか、逆に材料を販売して資金を貯めて誰かが作った完成品を買うか。いずれかの形を取る必要があります。材料自体も全て取引所で販売しているので潤沢な資金があればID周回で材料を集めなくても装備を作ることができます。とは言ってもそれは無理があるのでできるだけ自身でID周回を行って集めるのが節約の道。

 クエストで『スカレートウィッチ装備セット』を作るという物がありまして、この装備自体はLV10から着れるのですが5点全部作ることができたのはLV16ででした。このように材料を集めて作る事に意味があるのは良いですね。TERAだとひたすら現物Drop待ちのID周回なので 『だんだん材料が集まってきたぞっ!!』 という楽しみがありません。

 材料をIDで回収するのですが単純にDropするのではなくていわゆる倒した敵からRoutingする方式。なので取り出した時に何が手に入るのかがランダムで決定します。じつはこのRoutingのときによりよいものが手に入るようにするための課金アイテムもあります。


 で全部揃えたスカーレット・ウイッチセットが左図です。製作時に色がランダムで付くようなので帽子だけ山吹色です。装備品のカラーはNPCの染色ショップで手数料を払うと変更できます。ただランダムでカラー変更なので狙った色にはできません。2回やり直しができるので1回の費用で3回まで色が変更できます。染料等を自分で調達しなくてOKなのでその点は楽な仕様です。染色はお金の許す限り何度でも実行できます。
 
 
※マビノギ英雄伝は全身のSSを撮ろうとするとキャラが小さい状態でしか撮れないのでこぢんまりとしたSSになっております。



●スキルは特徴的です。スキルをショートカット・スロット(SC)に設定してそれを押したら出るというのがよくあるMMORPGのスタイルですが、マビノギ英雄伝はそれがありません。SCはクイックスロットと呼ばれ、5つまであるのですが基本的にHPポーションや修理道具等の消耗品をセットしておく場所で、スキル自体はキャラの操作で出す形です。そこはやはりアクション度がかなり高い感じです

 アタクシの場合はマウス&キーボードのという操作系を選択しているのですが、スキルを出す時はマウスボタンとキーボードの組み合わせで全てまかないます。例えばアイスブラストの場合、右クリックで2段階チャージした後でAキーを押すと発動。もちろんスキルにはCTがあるので連続して出せない物もあります。

 ぢつわ逆にこの操作の方法なので習得した様々なスキルを繋いで大きなダメを叩き出すコンボ(連携スキル)というものがマビノギ英雄伝にはありません。スキルをSC一発で出せない以上それは無理だからです。

 それとLVUPにともなってスキルが解放されるわけではありません。所定の前提クエをクリアしないと獲得できないスキルもあります。スキルが使える最低LVがLV9だったとしても取得できるのは前提クエをやっとクリアできたのがLV14だったりとかありました。



●総ID制のMMORPGといえばスタミナ、すなわちIDに入れる回数の制限があるものです。もちろんどのMMORPGにもスタミナが必要とされないステージなどが別途用意されていますが、クエストを進める上ではID巡回は必須だったりします。そしてマビノギ英雄伝の場合はその為にトークンという物が必要です。無料で支給されるシルバートークンは週に2回リセットされます。
 そして Dragon Nest、C9:Continent of the Ninth と異なるところはプラチナトークンという課金アイテムにて、シルバートークンが底を突いてもIDに入れるという所です。つまりお金でスタミナが買える、これは初めてでした。要するにマビノギ英雄伝に対してリッチに課金していれば無制限に遊べて誰よりも先んじてLVUPが可能なのです。しかもプラチナトークンは戦闘終了時に50%多く戦闘EXPが貰えるおまけが付いてるので尚更加速。


 つまりキャラを速成したいのなら無料のシルバートークンを端から使わず、常にプラチナトークンを使っていればみるみる成長するということになります。プラチナトークンは1枚50円、30枚なら750円です。無課金でかつシルバートークンを使い切ってもトークン無しで入れるIDも有るので、高LVな人でもIDの難易度(*1)を高くして巡回しているようです。



●クラッカーからの安全性。ある意味TERAよりも安全度は高いかも知れません。よくあるバターンのIEを使って公式サイトにログイン(←これ自体は嫌いなのですが)、その後OTPの入力、そしてゲーム内ではキャラを動かす前に二次パスワードの入力。TERAには最後の二次パスワードの入力はありません。これがあればその分クラックされる可能性は下がりますねー。 ただ、ある意味、と言ったのは韓国NEXONがメイプルストーリーの顧客情報を1200万件超クラッカーにパクらレたので、ゲーム内より運営の管理が危惧されます。まぁ日本NEXONはまた管理体制が異なるでしょうからわかりませんけども。あ、ちなみに日本NEXONが良い運営なんてのは一緒にMMORPGしている仲間から1回も聞いたことありませn(



<短評>
 MMORPGとしては総ID制かつノンタゲ方式の Dragon Nest、C9:Continent of the Ninth を遊んでいた者としてシステム的には近しい感覚で戸惑いなく遊べる感じです。これら2つと同様に1つ1つのIDは短く、またID自体にCTがないので同じ所に何度も入ることが可能ゆえストレスなくプレイできるかな。ただし毎晩&週末プレイする場合に無料のシルバートークンが週2回のリセットで(月曜日と金曜日の朝9時)足りるのかどうかってところです。
 そしてこれのスキル仕様はかなり好き嫌いが分かれるところかも。SCにセットしてポンと出したい向きには面倒この上ない仕組み。ただゲームパッドを使う分には逆にいいのかもしれません。スキル用のSCを押さなくてよい分、ゲームパッドでの親和性は高そうです。
 
 ん〜ビジュアルは Dragon NestC9:Continent of the Ninth よりずっといいんじゃないかと思います。3Dの部分はSOURCEエンジンを使っているので画面内のオブジェクトが自由に掴んだり破壊できたりするのは他のMMORPGにはない感じ。総ID制なので TERA と違いフィールド上の景色とかはありません。これは Dragon Nest、C9 も同じです。あくまでID内の狭い景色という感じです。ただしLVUPすればオープン・フィールド型のIDも出てくるのではないかと考えられます。

 アタクシとしてはもし TERA 以外にプレイするとしたら C9:Continent of the Ninth を選択します。総ID制のMMORPGアクション特化であれば派手なスキルをコンボで次々と繰り出せる C9 の方が楽しくて熱いからです。マビノギ英雄伝はまだLV18という段階のせいもありますが、なんかもっさりした動きのプレイになっております。これはEvyという職性上のものという点も大きいのでリシタという二刀剣士であればよりスピーディな戦いとなり、評価は変わる可能性があります。

 それと重課金してたほうが俄然TUEEな仕様なのも微妙な・・・倉庫拡張や帰属したアイテムを再封印するなどであればまだしも、プラチナトークンによる効果やDrop Routing 時のレア度向上などゲーム根幹に直接関与する課金アイテムは Dragon Nest や C9 には存在しないのですがマビノギ英雄伝は逆です。マビノギ英雄伝のTwitterで見かけたのですがそれらの課金アイテム完備して、実装したばかりのEvyが早くもLV30代に突入している御仁も居るとか。公式RMTのちからが直接キャラのちからに結びつく課金体系を採っているゲームはちょっとねぇ・・・



(*1)総ID制のMMORPGではIDに入る時に難易度が設定できるの定番。Dragon Nest や C9:Continent of the Ninth も同様です。

4件のコメント

  1. なかなか良いレビューですね!
    イベントリは確かに使い勝手が悪いですよね・・・
    溢れた物が自動的に郵便として届くのはとても良いのに。
    C9、ドラネス両方経験してますが、C9の共通倉庫形式が一番良心的ですね。

    トークンはクエストでももらえるみたいですが、週末遊ぶぞーって時には足りなくなりそうです。
    自分はC9の合間に遊んでるだけなので不便は感じていませんが。

    あと、一つ気になった事が。
    TERAはMMORPGですがマビノギ英雄伝、ドラネス、C9はMORPGです。
    それぞれの違いはぐぐってみるとWikipediaに載ってます。

  2. 染色ですが、一回の値段で3回までってだけで、何回でもできるので
    お金の余裕があるときは気に入った色になるまでやりなおしてます(^-^;

    あと、素材ですが
    LV関係なく、どこへ行っても出ますし
    私なんてちょっとレベル上がってノールの皮とかもういらないなーと
    思って売ってしまったら結構必要だったりして・・(^-^;
    仕方ないのでにノールをキックで100倒すってのに挑戦しておりますが
    面倒くさぃ・・w
    あとはソロとかで鉄鋼爆弾をもっていき、宝石の生えてる?岩に向けて
    投げると鉄鋼とかでますし、その辺の氷の岩を叩きまくって氷輝石がでたりとか
    最後のBOSSまでやらず、破棄すればトークン消費されないので
    それで素材集めしたりとかやってます♪

    んー倉庫はやはり欲しいところですねー
    素材が結構貯まるのでちょっと大変かなぁ。

    フィオナなので結構アクション性はあるかと思ってます。
    スキル獲得してくると結構楽しい・・
    序盤のスキルが少ないのでちょっと・・・って思ってたけど。

    プラチナトークンはなんかクエこなしたらもらえた気がしますが
    なんだったかなぁ・・・1枚だけもってるw

  3. ★★★ 通りすがりさん ★★★
    コメントありがとです〜

    C9 の倉庫がアカウント共有なのはよかったですよねー。
    まぁ5スロット拡張するだけでずいぶんな値段してましたけどw

    MMORPGとMORPGの違いの指摘もありがとうございました。
    あたくし個人的にこの2つの『違いは無い』と定義しております。

    あ、その考えを別途ブログに書こう! と思いましたw

  4. ★★★ エレンちゃん ★★★
    コメントありがとです〜

    なるほど〜トークンを消費しない手があったとわっ!!
    Dragon Nest も C9 も一度IDに入っちゃうとスタミナ消費しちゃってたから同じと思ってたわー。
    それで野良募集で「BOSSは倒さない」ってのが有ったのですね。

    この仕様はとても大きいなぅ。In Game でのライフスタイルが全然異なって来ますからねー。

    あたすも氷の洞窟方面がめいんになってノール皮全部売ってしまった・・・まだ要るのねorz

    というか『これって使い道無いし店売り用のアイテムかなぁ?』って思って売り飛ばしたら後から出てきたクエで
    製作に必要だったとかNPCに渡すアイテムだったとか有って、しょうが無く取引所で買ったですよ・・・

    まさか次のステージに進んでも必要だったとは・・・保管箱を買わせる為の罠に違いないw

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