MMORPGは、基本無料、アイテム課金、しかもスマホがプラットフォームという物ばかりの世の中になってきましたね。
こういう基本無料なタイトルのは毎日ログインすることでアイテムやキャラガチャが与えられるので、ある意味頑張ってログインする必要に迫られます。 例えば当月の最終日に最も良いアイテムが貰えるので31日間毎日ログインは必要になるような形。
また都度都度開催されている期間限定イベントも熟してアイテムやキャラを得る。
古いMMORPG(というよりは月額固定と言ったらよいでしょうか)の場合は、ログインしてプレイを実施した時のみマイキャラに関する Reward(報償/見返り/楽しい一時) が得られるシンプルな仕組みだったので、多少ログインできない日々があっても気にしなくて済みました。
基本無料のタイトルは、ログインできない事に関して月額固定より「お金もったいない感」は無いのですが、無料ゲーのログイン報償に関する 『毎日ログインせねば!』 というのは、存外ログインできなくてお金もったいないなぁと感じる事よりしんどく感じてしまいます・・
本来自由に好きなタイミングで遊べて、遊んだ分だけReward(報償/見返り/楽しい一時)がある。それが楽しい遊びだとおもうんですよ。これを如実に感じてしまうのはボードゲームなどのテーブルゲームと単なるソロゲーですね。この2つはプレイした時だけRewardがあるだけなので、ノルマに追われることもありません。
たまさかボードゲームを取り扱った深夜アニメが放映されていて 『放課後さいころ倶楽部』 を楽しく視聴してます
でも、
毎日ログイン報酬があるオンゲーは、それらを得るためだけに小一時間必要だったりします・・・もうね、単なる作業です。そこに楽しさなんて徐々に感じなくなります。なぜなら同じ事の繰り返しだからですね。 どの基本無料アイテム課金ゲームもそうなのですが、ログインとデイリーミッション、ウィークリーミッションのReward(報償/見返り/楽しい一時)は、システムに常に同じロジックなので、同じ作業になるのは必然です。
デイリーミッション、ウィークリーミッションがPTプレイじゃないとクリアできないとなると、それはそれでハードルが上がるので多くのプレイヤーが 『面倒や・・』 と感じる可能性もあるせいか基本的にソロ仕様ですから、それが故にPTプレイしている時の予期せぬ体験とか無いです。ほんとただのルーチン・ワーク。
なので出入りも頻繁と感じました。凄い勢いでレベリング(重課金(*1))してる人居るなぁと思ったら、気がつけば全然ログインしていない・・・恐らく駆け足過ぎて誰よりも早く飽きてしまったんじゃないかと
(*1)
個人的にはちょい課金ぐらいで留まるのがいいと思ってます。オンラインゲーム上の資産はゴミ屑みたいなものだと思ってます。次代のゲーム(シリーズ物のパート2や3)のサービスが始まったらたちまち過去の遺物。あるいは次代のが始まるので前代のがサービス終了となればただの死に体。
運営する側もそろそろ集金鈍ってきたなと思えば、新しいものをリリースせざるを得ませんよね。
オンラインゲームの黎明期は高い月額でログイン/デイリー/ウィークリーの報償が無い、マゾイ仕様でも目新しさから皆が遊んでくれましたが、数年してプレイヤーが飽きて離れてゆき、
1. 月額固定じゃ厳しいから基本無料になって
2. それだけだとプレイヤーが足を運ばないからログイン報償を付与し
3. アイテム課金で便利機能やPayToWin
を提供する
ゲームのプラットフォームがスマホに移行したことにより上記がメインのビジネスモデルになってしまった感です。
だからこそ今こそボードゲームが本来のゲームの楽しさだ、と見直されてきてるのかなぁ、と感じてもいる今日この頃でっす。
2 個のコメント
AIONのキス魔レギでプレイしていたものです。何となしに検索をしてみたらこちらのブログに辿り着きまして、拝読しました。ゲームは本来自由…本当にそうですよね。私もMMOR月額制時代にプレイしていたもので、最近のゲームの作業感に息が詰まる感じを覚えます。熱中してプレイするというよりただ毎日の一定報酬のための作業という感じが否めなくて、オンラインゲームとはすっかりご無沙汰になってしまいました。同じような考えの方もいらっしゃるのだな、と思いついついコメントを残してしまった次第です。失礼しました。
Author
ベスさん、このような辺境の地にコメントありがとうございますm(_ _)m
最近ブログぜんぜん更新してなくて気付くの遅れてごめんなさい
ほんと最近のMMORPGは黎明期の熱さはちょっと無くなってると感じます。MMORPGが始まってもう十数年の月日が流れているようなので、マンネリズムに陥ってるのでしょうねぇ・・・
新型コロナのせいでボードゲームがそもそも遊びにくい状況というのも、このブログを書いたときは想像もつきませんでしたね、ほんと